"Curtain" at 恵比寿tenement

黄金週間は、友人の結婚式に出た以外は、あまりにものんびりとしすぎていた。『ゼルダの伝説 時のオカリナ』をやり直して、カカシってそういうことだったのか、と謎解きしている場合ではない。そんな自分を反省しつつ、このイベントで前半を締めくくる予定だった。
今回は午後3時スタートということで、外も明るいうちから飲んだくれつつ、音楽を聴く夕べである。DJの小西さんはサングラスにオフホワイトのジャケットとTシャツ、下はグリーンのジャージという出で立ちで、そんな季節になったことに気づかされた。
何度か足を運ぶうちに顔見知りになった、「こあん」で会ったお客さんや、レコード店 moodsville の皆さんのおかげで、楽しく話しまくって、時間が過ぎていく。皆さんが口々に言うのは、こんなふうに、踊れないけどいい曲がかかり続けるパーティーや『昭和ダンス・パーティー』みたいなものは、ほかにはないということだ。私は、これ以外のパーティーになかなか行かないので、ついスタンダードとして考えてしまうが、それは間違いのようだ。

ゾンビーズの"tell her no"がかかって、たぶん今ごろ休日出勤しているはずのid:inage28のことを思い出した。一緒に作ったコンピCDで選曲したっけか。今度、ここに連れてきたいような気がする。

夜11時ぐらいになって、Hi-Fi Records Storeの松永さんもいらっしゃっていたのでご挨拶していたら、小西さんが笑いながら、私の肩をポンポンと叩いてこう言った。「きみのブログ読んだよ」。私が驚いていると、さらにこう続けた。「ディズニーのコンピ、よくわからないって書いてたでしょ(id:atnb:20050402 参照)。修業が足りない(笑)。 松永さんのことも書いてましたよ」松永さん「そうだったんですか、探してみます」私はうれしいやら、恥ずかしいから、「やっぱり書いたもん勝ちだぜ、けけけっ」という不遜な気持ちが起きるやら、すっかり舞い上がってしまっていた。そうこうしているうちに、終電の時間が近づいたので、今回はここで引き上げることにした。

まさか小西さんに読まれていたとはなあ。みんなあのCDを絶賛していたらしいから、目立ったのかな。と思っていたら、動揺のせいか、終電の方向を間違えた。仕方ない。もっと遠回りの別ルートの終電を使って帰った。でも、自宅ではお酒のせいで午前4時まで眠れず。だったら、ラストの2時までいて、始発で帰ってくりゃよかったんじゃないか、と思った。