「渋谷系」って?

そうしていると、やはり先日『昭和ダンスパーティー』で知り合ったIくんがやってきた。挨拶したあと、あの話題を振ってみようと思った。

---最近、ブログを見ていたら、「渋谷系」とはなんだったのか?っていう話題があったんだけど、「渋谷系」って言われた音楽は、何を聴いていた?
「えーと、中学生ぐらいですね。初めて聴いたのは、オザケンだったかなあ。そのあと、小山田くんで、フリッパーズでしたね。でも、そのあと高校でパンクにちょっと行って、大学でレゲエとかロックステディですね。そのころフィッシュマンズ聴いてました。で、今ごろになって、小西さんの音楽にたどり着いた。」
---ピチカート・ファイヴは聴かなかったの?
「バイト先の先輩から薦められたけど、そのときはそれほど関心がなかった。いまでも、東京じゃないところに住んでいるから、本当に渋谷ってこんな音楽ばかり流れてるのかなあ、って思ってました。鹿児島でDJイベントやっている人がいて、渋谷系って言葉、現役で使ってましたよ(笑)。」
---便利な言葉だよね。アキバ系って言えば、ある種の男性を指すように、渋谷系もイメージ浮かぶからね。でも、アーティスト単位で語られると、渋谷系と一時代呼ばれてました、ぐらいで終わって、渋谷系をまとめた話って、あまり聴いた覚えがない。今度、「渋谷系ビデオイベント」があるんで、ちょっと行ってみようかと思ってる。
「あ、面白そうですね。」

まあ、そんな感じの会話でした。うーん、もう少しブログで動きがあってから振ったほうがよかったかなー。Iくんは、最近まで料理の仕事をしていたとのこと。DJもできるというのだから、うらやましく見える。