勝手に「大読書会」リハーサル

今、発売中の『文藝春秋』を買った。実は、芥川賞受賞作が全文載っていることを知らなかった。目的は別にある。

私は、日垣隆の有料メールマガジン『ガッキィファイター』を購読している。そこで、大量の本を読むにはどうしたらいいのか、という質問に答え、(著書『情報の「目利き」になる!―メディア・リテラシーを高めるQ&A (ちくま新書)』での内容を実践する形で)大阪で「大読書会」が開かれるとのこと。そこでのお題が今号の『文藝春秋』なのである。

日垣隆氏の記事以外で)

  1. 「個人的におもしろい」箇所(略称「おもろ」)
  2. 「人に話したくなった」箇所(略称「パクリ」)
  3. 「建設的に反論したい」箇所(略称「建反」)
  4. 「目からウロコが落ちた」箇所(略称「目鱗」)
  5. 「ふざけるなと思った」箇所(略称「臨終」)
  6. 「もっと調べたくなった」箇所(略称「要調」)

それぞれに1−5箇所ずつラインを引いてくる。それをもとに全員で交流しつつ、当日の大テーマたる《本を、より速く、より大量に、より正確に、より楽しく読むためのノウハウを学びあう》を実践的に学び取る。
(「ガッキィファイター」2005年1月28日号 より引用。番号はatnbが付記)

とのこと。これは6月ごろに東京でも行われる予定だというので、ぜひ参加してみたい。本を意識してそういう読み方をしたことがないもんで。とりあえず、リハーサルとして、『文藝春秋』を読んでみます。