DJQ中

二子新地の駅について、多摩川の土手を下りた。川っぷちでBBQをする人たちの中から、音楽が聞こえてくるほうに行ってみれば、どん兵衛さんが赤い顔をしながらDJ中だった(写真はあとで)。初めてお会いする、バーバレラさんのお友達の方とご挨拶&乾杯。DJを聴きながら、チューハイと焼き肉。肉は下味が付けてあって、そのまま食べられる。準備してくれたバーバレラさんのお友達の仕込みに感謝。

強風をさえぎりながら決行されたどん兵衛さんのDJ中、もっとも気に入った曲は、Percy Faith Orchestraが演奏するEstrada Branca(白い道)だった。この曲は、小野リサアントニオ・カルロス・ジョビンの共演で知っていた。そこでは、たしか"あなたの住む町まで、白い道を歩き続ける。死んでもいいとつぶやいて" という意味のロマンチックな歌詞を、スローバラードで歌い上げていた。しかし、Parcy Faithのアレンジは、その切ないイメージをひっくり返し、勢いがありながらも僅かに切なさを残す、というアレンジで、びっくりした。探してみたい。

その後、バーバレラさんのDJ。ソフトロックは、野外の開放的な空気によく似合う。

そのうちに、大好きくんと黒髪さんが、いろいろと差し入れを持って来てくれた。混ぜご飯のおにぎり、ごちそうさまでした。大好きくんは、某事務所の引越しを手伝った話をした。
大好きくん「シュレッダーにかけたレアなフライヤーをatnbさんに渡して復元してもらおうか、って言ったら、○○さんが、それは莫迦にしすぎだろ、って(笑)」
そうだぞ!莫迦にしてもらっちゃあ困るぜ!やってみなくちゃ、わからないだろ!ジグソーパズルは得意なほうなんだぞ!

その後、バーバレラさんのお友達のDJのあと、「DJやってみる?」と言われ、ちょっと怖気づく。いちおうCDは持ってきていた。でも、ターンテーブル1台とCDプレイヤー1台だから、気楽にできる、と聞いていたのに、どん兵衛さんたちの準備のおかげで、ターンテーブル2台とCDプレイヤー2台とミキサー、って、これ、りっぱなサウンドシステムじゃないですか。でも、自信の無いときほど早くやってしまったほうがいい。少しは、場に貢献しないと。

いざ始めてみれば、今までの3人のグルーヴィーな流れを覆す(笑)、おとなしめなモード。あとでバーバレラさんに「ジャズ中心だったね」と言われて、持ってきたCD群を確認するまで、まったくそのことに気づかなかった。カフェ・アプレミディや、アフタヌーンティーリヴィングの世界をなぞってしまう感じだったが、事実そういうものばかり聴いてきたのだから、これでいいのだ。先日、id:inage28が「定番ばっかりかけてもいいんじゃない?」と言ってくれたので気が楽になったことにも感謝する。それでも、「これなんて曲?」って訊かれることがあったのは、うれしいものです。結局、子どもがおもちゃをいじるみたいにやってました。

  1. Quel Temps Fait-il A Paris / O.S.T. 'Les Vacances De Monsieur Hulot'
  2. Sunny / Oscar Peterson
  3. Alfie's Theme / John Patton
  4. Nebulosa / Tenorio jr.
  5. Tempinho Bom / Eumir Deodato
  6. Aviao (Song of the Jet) / Paul Winter
  7. Whistle Samba / Luiz Bonfa & Maria Toredo
  8. I Fell / The Four King Cousins
  9. Our Day Will Come / Roger Nichols Trio
  10. Bedazzled / The Tony Hatch Orchestra

その後、大好きくんのDJがスタート。聴いていたかったのだが、明日の出張の準備をしなくてはならなかったので、おいとますることにした。その後の毛呂山くんのDJも聴いたことがなかったので、次の機会を楽しみにしよう。が、そのあと、23時までやったらしい、と聞いて、家でやることがあってよかったかも、と胸をなでおろした(笑)。