Friday Jazz & Jive

今日は、オルガンバーの"Friday Jazz & Jive"。いつもの"レコード番長"がお休みなので、いつもの第3水曜に加えて、特別に金曜日の夜に開かれることになった。周囲の人は、みんな面白いっていうので、けっこう楽しみにしていた。オルガンバーにも行ったことがなかったし。

10時30分ごろ渋谷で食事を終え、雑居ビルの3階に着いて、重たい鉄の扉を開けると、すでに見知った顔の人たちがいた。こんばんは。こういう場所で挨拶をされるようになるなんて、ちょっと前なら考えつかなかった。

中は、こんな感じでした

左手にダンスフロア(暗め)、右手にバーカウンターとテーブル席。100人も入ることはできなそうな広さ。こういう場所で、知らないうちに数多くのイベントが行われてきたのか。最近わかってきたのだが、常連のお客さんのなかでも、このブログにもときどき名前を出すid:zumi_zumiくんとYくんは、「ハブ」の役割を担っていて、数多くの人と知り合いだった。そこで、内気な私は、「紹介してくれ」攻撃を連発。この日は、ブログをときどき読んでいたhalpon*1さん、漫画家の「えむ」さん(名刺のイラストがすごすぎ)などにお会いできた。

真夜中以降にかけてもお客さんはやってきて、その間、moodsville 平林さんのお知り合いが、バークリー音楽院に留学するというので、その送別会をしたりなど、店内はにぎわいっぱなし。DJも小西さんは自分の作品メドレーをかけたり、平林さんは、少年隊の"ABC"をかける、という飛び道具ぶり。たぶん、これ以上の盛り上がりというのも、なかなかないんじゃないだろうか。こういうハズレなしのイベントを、当たり前のように繰り返す、ということが、実は相当すごいことなんじゃないか、と私はようやく気づき始めた。

実は、外に出る時間がいちばん好きかもしれない

店の外に出て、遠くのフロアの音楽を聴きながら、いろいろと話すのは楽しい。どこよりも早く次のリリース情報が聞けたり、レコード制作裏話が聞けたり。この日は、moodsvilleの広田さんに、レコードの買い方の基本的な事柄を教わったりした。その後、途中から参加していたballroom recordの内門さんに、先週お会いした件でご挨拶すると、非常に丁寧なお返事をいただいてうれしかった。皆さん、いつもありがとうございます。

4時ごろを過ぎると、さすがにお客さんの数も減ってきたが、最終的には6時ごろまで続いた。最後は、和食の創作料理屋に就職の決まったzumi_zumiくん(後半は疲労と呑みすぎで寝てしまった)を、DJとお客さん全員で祝福して、解散した。

泥酔zumi_zumiくん

zumi_zumiくんとは帰る方向が同じなので、いっしょに電車に乗ることにしたが、zumi_zumiくんの手が券売機にコインを入れられない、また、鳴り出した携帯電話のアラームを止められない、という事態が続いた。zumi_zumiくんの大きな目はあまり焦点が合っていない。これはちょっと危ないんじゃないか、と私は思い始めていた。その間zumi_zumiくんは、「ぱぱぱー、ぱぱぱー」と、まだ買っていないINO HIDEFUMI 7インチ "Spartucus" のメロディーを口ずさんでいた(売り切れるから、早く買いなさいって笑)。
それでも何とか電車に乗り込み、眠らないように適当に会話しながら、私は自分の目的の駅で降りた。その後、zumi_zumiくんからもらったメールには、こう書かれていた。「あれからなんですが…あまりの眠さに爆睡してしまい、起きたら始発の駅にいました…汗」

意味ないじゃん…。2週続けて言うとは思わなかった。