下北沢に来てみた
昨日に続く朝帰りで、7時30分に寝たのに、10時30分に起きた。前日のハイ・テンションがそのまま残っていたらしい。昨日の楽しかったできことは、夢だったんじゃないだろうか。そんな不安にも似た感情が、ふと胸をよぎった。今日は、ちょうど用事があるから、早起きでも別にいいけどね。
午後5時、用事を済ませて、ふだんはなかなか来ない新宿で、上のCDを探した。『20世紀のシティボーイズ』というベスト盤がリリースされたせいもあってか、過去のサウンドトラックのほとんどが廃盤になり、この1枚だけ持っていなかったのだ。デッドストックのありそうなCD店を探したが、ぜんぜん見つからない。とつぜん、下北沢に探しに行くついでに、moodsvilleに寄って、昨日の御礼のご挨拶をしに行くことに決めた。そうしたら、レコファン下北沢店に、ありました。それも中古の未開封盤で。さすが下北沢、と申し上げましょう。
あまり言ったことがないが、私は高校生時代に、金子隆博がメンバーだった米米CLUBが好きだった。真面目に音楽に取り組む、というよりも、大所帯のエンターテイメント・ショウ・バンドして、好き勝手にやっている姿勢が、私には刺激的だったのだ。しかし、『君がいるだけで』が売れたとたん、急に熱が冷めてしまった。その後、音楽に対しての愛情とシニシズムとエンターテイメントの部分はピチカート・ファイヴへ、そして大人数のパーティー・サウンドの部分は、スカパラへとつながったと思っている。
でも、このCDを聴いて、金子隆博という人のソング・ライティングにちょっと関心を持った。この前のシティボーイズ公演の音楽もよかったことだし、少し気にしてみようかな。
その後、巡礼は続く
Jet Set Tokyoで、以前ネットで試聴して気になっていたのだが、昨日Mさんの家で聴いてやっぱり欲しくなった、SOLというグループのレコードを買った。スティーヴィー・ワンダーの『Birds of Beauty』の高速ラテン・カヴァーが最高。
moodsvilleに行ってみると、店は閉まっていた。日曜の19時30分では、開いてないのかな。こんど営業時間をちゃんと聞いておこう。ついでに、ここら辺に住んでるYくんにも電話したが、出ない。しかたない、今日はさっきのレコファンで安く見つけた国産イージーリスニングのコンピ『Love Sounds Style-BMGエディション』を聴いて、おとなしくするか…。
追記(6月9日)
あとでYくんに聞いたら、moodsvilleの皆さんと、先にある焼き鳥屋で呑んでたらしい。あーあ。