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サンバ’68 Oh, Good Grief! レ・ヴォヤージュ At the Winery 黄金の七人 / 続・黄金の七人レインボー作戦 ― オリジナル・サウンドトラック DRESS CODE Skye&Gryphon for Cafe Apres-midi

7×7。黄金の七曲。ジャズの入門編として選んでみました。師匠の教えは絶対。

  1. Buddy Rich / Ya Gotta Try
  2. John Coltrane / Moment's Notice
  3. Keith Jarrett / All The Things You Are
  4. Miles Davis / But Not For Me (Take 2)
  5. Michel Petrucciani / Waltz new
  6. Jim Hall & Ron Carter / St. Thomas
  7. Miles Davis / Flamenco Sketches
  8. Marcos Valle / The Answer
  9. Vince Guaraldi Trio / Great Pumpkin Waltz
  10. Clementine / Les Voyages
  11. Stephane Grappelli / You are the sunshine of my life
  12. Armando Trovajoli / Seven Gold Men
  13. m-flo loves 野宮真貴Crazy Ken Band / Cosmic Night Run
  14. The Louis Hayes Trio / What's Going On

1〜7曲目の解説はこちら→id:inage28:20050206
以下、id:rararapocari:20041221への私信を兼ねたコメント。

8.「ジャズだけだとつらくなるかもしれないので、ボサノバまで含む、ということで、お願いします。曲収録のアルバムを聴くための入門編になっているといいですね。あと、フルートが入っている曲を聴きたいです。」と言われたので、この曲を入れた。イントロを聴くたびに訪れる、目が覚めるような感覚。アルバムの1曲目なので、同じだと芸がないからどうしようかと思ったが、この曲の持っているひきつける力が強いので、私の編集の1曲目にした。Bメロの"My heart was empty, now it's filled with music, The kind of music only love for no and so"という歌詞が、音楽愛好者のハートをがっちりキャッチ。

9.スヌーピーサウンドトラックより。やさしいメランコリーで、お子様にも安心。夕暮れどきに電車に乗って、家々の明かりを見つめたり、春の昼下がりにぼんやりしたり、そんな時間にどうぞ。

10.ヴァイブの涼しげなイントロは、サンプリングのネタとしても使用される。もともとは、ジャンヌ・モローの曲。

11.スティーヴィー・ワンダーが作ったスタンダードを、フランスのジャズ・ヴァイオリニストのステファン・グラッペリがカヴァー。ポップからジャズへの架け橋となるトラックになりうる。探してみたら、自分が持っているこの曲のカヴァーはほかにも6つありました。

12.ピカレスク・ロマンのイタリア映画『黄金の七人』のサウンドトラック。1990年代にここから始まったムーヴメントは多い。そのせいか、何かが始まるような予感に満ち溢れている。ダバダバ礼賛。

13.2004年のヒット曲を、須永辰緒がジャズ・アレンジでプロデュース。これもピカレスク・ロマンを背景にした曲。原曲は、サンバのリズムをベースにしていて、クラブでも大ヒットしたらしい。私も好きだ。

14.「6分程度あるもので、途中で、ドラムと管楽器が「かけあい」をするものです。ドラマーの人の名義で出ているジャズのアルバムがあるじゃないですか。昔、アートブレイキーの「モーニン」というアルバムを聴いたことがありますが、結構よかったです。ドラムがうるさいやつも是非、選曲して欲しいと思います。」っていうからさ、入れましたとも。必殺技。名曲の名カヴァー。でも、オリジナル・アルバム"Variety is the Spice"はCD化されてないから、Skye&Gryphon for Cafe Apres-midi で聴いてね(しかし、再調査の結果、近々CDでリリースされるらしい)。