スタンフォード大学

今日も、Hさんの案内で、サンノゼ市内を見て歩いた。広場の向こうにそびえる、スタンフォード大学。有名私立校だけに、歴史が感じられるが、建物は新しい。いったい、いくらぐらいの寄付金があてられているのだろうか。ひさびさに触れるアカデミックな空気。SさんとHさんは、ここに私が留学したらいいんじゃないか、という。アメリカ留学して、一皮むけたらいいんじゃないかと。本当に留学したほうがいいかどうかはわからないが、私も一皮むけたほうがいいとは思う。たぶん、私の身近な人たちもそう思っているだろう。大学院は修士で終えた。今でも、あの2年間は自分の中で空虚なままだ。就職したのも、どこか逃げるようだった。そういう後ろめたさが、アカデミックな空気に触れるたびに思い出される。今から、研究の世界に戻れるのだろうか。日本では、今、仕事を離れて、大学に通う人は増えているらしい。ただ、「大学でやりなおせば何とかなる」と思っている人は、たいしたものは得られないように思う。

そのあとは、すぐ近くにある、Stanford Shopping Centerへ。いったん解散して別れるが、ファッション関係に興味のない私は、何枚かの写真を撮った後は、座って待っていた。時差ぼけでまた眠くなる。集合後、食事で韓国焼肉屋へ行った。日本のことを少し思い出すような食事だった