出張のハイライト

今日はよく眠れたと思う。とりあえず、8時間の睡眠時間を確保できた。

午前中は、アプリケーションの構成についての質問や要望を、現地のスタッフに伝えた。お客様の現場の声がいちばん反映されるところなので、ここは重要だ。前日も、英語の資料を少し作り直して準備した。そうやって進めてはいるが、私は、あることを思い始めていた。私は、英語の聞き取りが得意でないということだ。うかつに勢いでYesやNoを答えてはいけない、という気持ちもあるが、話しかけられた内容が、文章のように浮かんでこないと不安になってしまい、聞きなおしてしまうのだ。話をメインで進めているSさんは、「テーマによって流していいときもあるし、そうでないときもある」と状況に応じて選択しているというが、私は、仕事の場だから、なおさら流せないのである。

午後からは、何人かの現地エンジニアから、アプリ設定の解説を受けた。また時差ぼけの気配があったので、会話の進行はSさんに任せて、私は解説の板書を写すことに集中した。そのあと、現地のマーケティング・スタッフと、電話を使っての遠隔会議。昨日の私たちのプレゼンを、技術的な解説は最小限にして再編集したものをSさんが説明した。私とSさんとHさんとマーケティング担当のJaneequeのほか、電話の向こうでは、「白書作りの達人」(Hさん談、名前は失念)と同じくマーケティング担当のJimが参加した。「達人」は技術的な知識はなくても、話の本質をつかまえるので、白書のまとまりがとても素晴らしいそうだ。すごい人がいるものだ。結果、通訳を雇ってでも、お客様にインタビューがしたい、とマーケティングの彼らは言い、「とても有意義だった」とJaneequeから言葉をもらった。昨日ほどではないので、仕事に支障はなかったが、今日も眠気と頭痛がする。

午後5時に仕事が終わったあと、Hさんの案内で、ハイウェイを南下し、Pebble Beach(http://www.pebblebeach.com)へ向かった。Hさんは、しょっちゅうSan Joseに来ているので、ひょっとしたら日本の地元よりも詳しいらしい。Pebble Beachは、USオープンが開かれるなど、有名ゴルフコースとしても知られている。高級住宅が軒をつらね、街頭の美しさは、まさにリゾート地である。あるんですねえ、こういうところが。