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有吉
わかってはいるんですけど、居酒屋さんとかで、「一発屋だ」とか「あいつ猿岩石だ」とか言われただけで、イライラきて、もう気が気じゃないです。糸井
そうだよねぇ。有吉
流せないです。糸井
それは、有吉さんだけじゃない、100人いたら、100人がそうだと思いますよ。平気なふりをしてるだけです。だって、気が気じゃない部分がないと、お笑いからセンスがなくなりますから。
最近はあまり読まなくなったが、「ほぼ日刊イトイ新聞」に有吉弘行が登場していたので、また読み始めた。緩やかな中にも本質が見え隠れする対談を愉しんでいたのだが、
上の《だって、気が気じゃない部分がないと、お笑いからセンスがなくなりますから。》の部分が、よくわからない。ずっと考えているが、まだわからない。
「気が気じゃない部分がないと、成功しない。」というのだったらわかりやすい、」というより、そのまま過ぎて何の意味もない。「お笑いからセンスがなくなる」とはどういうことか。「気が気じゃない」と考える心の弱さや業(ごう)みたいなものの上にお笑いが成り立っている、ということなのか。でも、この答え自体がセンスがないようにも思えるしなあ。
どうしてこのことに引っかかっているのかもよくわからない。この前、会社の先輩に「きみは何にでも結論を出したがる。」といわれたので、ひとまずはわからないままにしておく。
- 作者: ほぼ日刊イトイ新聞
- 出版社/メーカー: 東京糸井重里事務所
- 発売日: 2006/11/01
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