節目

先日からオフィスの場所が変わったせいで、6時30分起きの生活をしているが、まだ慣れない。やっぱり夜遅くに日記を書くのは良くない。ふと、日記をどう続けていくか、ということに、しばし考えが及ぶ。

夕方、所属長から電話がかかってきた。来月で、今のプロジェクトからはずれる、という話だった。明日、次のプロジェクトの話をしよう、という。急に3月がもうすぐ、ということを思い出し、一気に自分の周囲の空気が変わる錯覚を覚えた。

同じ部署の先輩に、こういう話がありました、と告げた。あ、ちょうどいいタイミングで仕事が切り上げられる、と先輩が言って、近くの喫茶店に行った。お酒は入れないほうがいいと思った。

いまのプロジェクト状況についてなど、いろいろな話をした。この先輩とは、1年半程度の付き合いになる。寂しくなりますね、と自分で言って驚いた。2年前は、7年近くもお世話になったプロジェクトが解散し、みんな大泣きした中、私だけがそんなこともなく「クール」(笑)だったくらい、別れ際は淡々としているのに。

先輩からは、雑談に紛れて、「オタクにならない」「自分の内より外を見る」「遊びの思考訓練を繰り返す」という助言をもらった。まだ離れるわけではないのだが。そういう話が、お互いに好きなタイプなのだ。

三月の水

三月の水