クリスマス・イルミネーション

今はもうブログは、注目のピークを過ぎ、一つの表現の形態に落ち着いてしまった。それでも、ブログを読み続けていると、今まで気づかなかった、何気ない本質的な疑問や意見に出会える。

ワシャはこの時期になるといつも吠えることがある。これからクリスマス前後にかけて日本全国津々浦々でチカチカと輝く電飾イルミネーションのことだ。日本は資源輸入大国である。無駄な石油石炭など一滴一片もないはずだ。世は「地球温暖化」だの「ガソリンの高騰」だのと大騒ぎをしている。にも関わらず全国 30万世帯以上ががこの季節になるとピカピカチカチカ、それどころか自治体、企業、商店街などがこぞって電飾フィーバーに走っている。これっておかしくないかい?
(略)
会社でも電気はこまめに点灯しろだの、席を離れる時はパソコンの電源を落とせだのと口うるさいが、もちろんそれも大切なのだが、その前に全国の電飾を消せよ。

(遼東の豕 - 矛盾 http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=427365&log=20071204)

エコを叫ぶような論調はメディア上にいくらでも見つけられるし、最近のガソリンの高騰のニュースもあちこちで喧(かまびす)しかった。しかし、私が不勉強なせいもあるだろうが、その2つを結びつけて語る意見は、ついぞ見かけなかった。

とはいえ、私だって、クリスマスのイルミネーションを少しは消したらどうなんだ、という意見は、胸に秘めていた。

しかし、その理由は、青色発光ダイオードが普及してからというもの、クリスマスツリーに青い電飾がくっつくようになり、見た目には新しいのだが、流行とはいえその数が多すぎて、今度は寒々しく見えるときがあるからだった。(前半のエコ話題とまったく関係なし)

この前、品川のアクアスタジアムに行ったら、イルミネーションが全面青なもんだから、(水がテーマだから仕方ないか)、冬なのに体感温度が2度下がった。寒がりなもんで。

せめて、もう少し暖かみのあるほうで、何とかなりませんか。