読者様のご意見

ハイファイレコードストアに、取り置きのレコードを取りに行った。店内には、店長の大江田さん、スタッフの松永さん、試聴中のマイミクUTさんがいた。

なんとなくおしゃべりしていると、ブログまたはmixi日記の話になり、私は大江田さんから笑っちゃったエントリの感想をいただいて、うれしいやら恐縮するやら。

その中、UTさんがおもむろに言った。「あの、いいですか」はい。「せっかくなんで、atnbさんの日記の改良点を言いたいんですが。」どんなご意見でも聴きます。どうぞ。

「長い。」

(…。それは会社のメールの書き方でも言われていた。…。)

「つまり、間が詰まりすぎて見づらいときがあるんですよ。改行をそれなりに多用したりするといいんじゃないですか。あの、メモとか取らないでくれますか(笑)」

その後、「リアル(≒いかにもジャズらしい)ジャズはどうなのか」という話になり、UTさんは「つまり僕らはどこかポップなものじゃないと、好きになれないんですよ」と言ったとき、何かうれしいような気がした。

それなのに、あ、それ僕も入ってるの、と訊いてしまった。莫迦だなあ。白けるじゃねえかよ。でも気がつけばあまりUTさんと音楽の会話を落ち着いてしたことがなかったせいかもしれない。

その日買ったのは、「ジャズ&ジャイヴ」最大のヒット曲と言っていい Valdiの"Maggie's Theme"と、へいへい買うのかいどうなんだい、と煽られつつ決断した(無理に薦められたわけじゃないのだよ)、The Renaissance "Bacharach Baroque" だった。

もっと話していたかったのだが、次の用事があったので店を後にした。大江田さんたちと次に会話できる機会を楽しみにする。

唐突だが、私の中で周囲の人を信頼したり、またその人たちの期待に応えることの優先順位をもっと上げたほうがいいのではないか。ここ数日の、周囲の人との会話で省みたことである。