EG-Listening Vol.14 と その後

小雨が降る中、19日の午後6時30分に恵比寿駅前食堂に着いた。しかし、またお店のターンテーブルの調子が悪く、針飛びするらしい。レギュラーDJの610さんが、自宅のターンテーブルを持ってくる、というので、待つことにした。予定の開始時間になり、だ(見習)くんが見に来てくれたのだが、私は結局DJを聴かせてあげられないまま、だ(見習)くんはeau cafeへと移動していった。ごめんなさい。

その後、610さんがターンテーブルを持ってきて、DJがスタート。と思ったら、KABAさんから電話があった。eau cafeに寄ってからこちらに来る、とのこと。KABAさんがいらっしゃったらDJを始めようと思ったが、時間が合わなかったので、先に始めてしまった。知っている人は610さんとらくださんの二人だけだったので、少し気楽だった。ここに来る途中の電車では、けっこう緊張していたのだが。最低限の目標は、レベルをきちんと上げることだった。過去のDJでは、自信のなさから、音量が小さくなって聞こえづらいことが何度かあったからだった。

先月610さんからいただいたレコード、浅川マキ「夜が明けたら」で始めて、キリンジの「P.D.M.」につないで、あとは何も決めずに好き勝手に廻した。約40分。調子に乗って次々とかけたが、その一方でわがままに好きな曲をかけている自分に若干恥じ入ったりもしていた。それでも、610さんとらくださんはいろいろと反応してくれて助かった。お二人からまたやりましょう、と言っていただいたのが有難かった。

ペイパー・ドライヴァーズ・ミュージック

ペイパー・ドライヴァーズ・ミュージック

終電で帰る間際に、KABAさんから電話がまたあって、DJが終わってしまったことを告げたが、わざわざお店に来てくれて恐縮した。話しているうちに、電車がなくなったので、車で家まで送ってもらった(ありがとうございます)。

たぶん、KABAさんとは音楽の聴き方やレコードの買い方などが似ているのではないか、と前から思っていたので、いろいろと確認してみた。そういう雑談をしながら車に乗せてもらうのがけっこう好きだ(車を持っていないので)。別れ際に、持っていったレコード箱の中身をKABAさんに全部チェックされた。小雨が降る道端で。そんなふうに、2回目のDJの日が終わった。