「アワ・ハウス」からの流れ

プレゼンは終わったが、次の仕事の資料の絵描きをする。先に少しでもやっておくと、確かに後が楽なのだが、やっぱり面倒だ。

せっかくお誘いがあったのだが、たまたま夕方からの仕事にぶつかり、キャンセル。会社に移動して、仕事自体は簡単なシステムのメンテナンスで、30分で終わった。

せっかくなので、柏のディスクユニオンに寄った。日本人のコーナーだけ見たが、昨日の「アワ・ハウス」の話を思い出させるような内容だった。

1.Cornelius / Point

point

point

だはら くんが "Brazil" をかけていて、この曲がこのアルバムでいちばんいい、と思う、という会話をしていた。余談だが、試聴をしていたら、ジャケットのフチで指を切ってしまった。よくやるんだよね。血がつかないように気をつけた。

2.細野晴臣 / ビデオ・ゲーム・ミュージック

ナムコの初のゲームミュージック集。かなえ さんがかつて "Galaga"をかけていて衝撃を受けた。私は中学時代にテープで持っていて、今もある。ある種の私の原点。

3.細野晴臣 / スーパーゼビウス

スーパーゼビウス

スーパーゼビウス

隣にあったもう一枚をついでに。『ドルアーガの塔』が入っている。私は今でも60階分の宝の出し方がわかる。

4.Tin Pan Alley / Yellow Magic Carnival

Yellow Magic Carnival

Yellow Magic Carnival

小林克也のナレーション入りのベスト盤的内容。鈴木茂の「砂の女」が入っていたのがうれしい。有名なのだろうか。

5.Sunaga t Experience / Gemini IV V Space Nova!

M7さんがかつて"Curtain"でかけていた。いまや伝説のイベントか。

6.The Sahib Shihab Quintet / Seeds

Seeds

Seeds

在庫処分のようで、少し安かった。

なぜか大体2枚ずつあった。荒井由美の『ミスリム』もあったような気がするが、忘れてしまった。

家に帰る途中、考えてみれば、上に挙げたレコードは、すべて知っているレコードなのだ、ということに気づいた。新しい発見があるわけではない。自分の記憶や思い出を補ったり確認したりするように買っているのだろうか。そういうのは得るものが少ないから抑えたほうがいい、とは思っている。いま冷静に評価しているつもり、なのだが。

8月の間にやっていた、コロムビアレディメイドの『レコード手帖。夏の大アンケート』は楽しかった。もっとも印象に残った答えは、

Q「CD、着うた、iTunesその他楽曲ダウンロード、レコード、ラジオ。普段いちばんよく利用しているメディアはどれですか?」
A「便利なのは記憶だと思います。」

すばらしい、と思ったのだが、よく見れば、「配信」を「記憶」と勘違いしていた。なーんだ。自分の考えをほめてどうする。