あなたに似た人
突然、仕事でときどき会話をする同僚の人から言われた。
「atnbさんって、雰囲気が三谷幸喜に似ている。」
言わんとしていることは何となく伝わった。風貌は似ていない。
しかし、共通していると思えるのは、無表情なところ、顔に手をやりがちな癖があるところ。ボソボソとしゃべるところ。とぼけたようにとられやすい受け答えをするところ。才能も似てりゃいいのだが。でも三谷作品を心の底から面白い、と思ったことはない。説明がややくどい気がして。あ、そこは似ているか。
昔、英会話のレッスンの先生に言われたことも思い出した。
「コメディーのトリオで必ずいる、後ろのほうで静かにボソボソと皮肉を言うキャラクター。」
今いろいろと自己分析をし始めたのだが、書いていて緊張で体が強張って疲れてきたので、そういうのはやめた。
いつも疑問に思うのだが、この「誰々に似ている」という会話は、どうやって膨らませたらいいのだろうか。
私と頻繁に顔をあわせることが多い別の同僚は、細野晴臣に3割方(?)似ている。でも伝えても幸せな結果を呼ばなそうなので、黙っている。
あなたに似た人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 22-1))
- 作者: ロアルド・ダール,Roald Dahl,田村隆一
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1976/04/20
- メディア: 文庫
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