読書メーター

日記を書かなくなってから1ヶ月が経った。以前、書いた日記を読んでみると、「こんなこと考えてたのか、面白いな」と、ニヤニヤすることがある。

気持ち悪いですか。

何も記録しない、というのももったいない。ここのところ、読んだ本は、「読書メーター」(http://book.akahoshitakuya.com/) に記録している。最近登場したばかりのWebサービスである。

読み終わった本を検索し、コメントを添えて、読了日を入力して登録する。自分がどんなペースで本を読んできたか、他の人が同じ本を読んで、どういう感想を持ったか、そんなことがわかる。自己紹介がわりに公開することも出来る。

わかりやすい数字の指標に達成感を味わいながら、本を読んでみる。新書はどんどん読める。DJ610くんから借りた文庫『藤子・F・不二雄〈異色短編集〉』は、クオリティが高くて驚いた。そのままドラマ『世にも奇妙な物語』のタネ本に使える。

しかし、2000円台の単行本に差し掛かると、急に読むのが遅くなる。内容が高度になるから、イメージの形成が追いつかないのである。集中力も持続しないので、いま進んで来た道を何度も戻る。

ブルース・シュナイアー『セキュリティはなぜやぶられたのか』 という本がなかなか読み進められない。「セキュリティ推進」に配属されたのに。新しいことを覚えるときは、こんなものさ、と自らを励ましている。