ネットで愛を語るのは難しい

友人と電話で話したら、この前解決したPCトラブルのお礼を言われた。レコード・レーベル『コロムビアレディメイド』のトップページのコラムが見えない、というのだ。原因がよくわからなかったので、ひとまずアンチウィルスソフトのファイアウォールかペアレンタルコントロール(子どもに見せたくないページの表示制限)の設定を変えたら、とアドバイスした。

結局、ペアレンタルコントロールの設定を解除したことで見えたらしい。たぶん、トップページのコラムの部分だけ、"Love Shop Record"(日本の歌謡曲レコードが中心の品揃え)のサイトを間借り(?)しているようで、"loveshop-record.com"というURLになっていた。"Love"と"Shop"の組み合わせで、フィルタで遮断されてしまったのだろう。

そのことに気づいた瞬間、笑ってしまったのだが、実は販売機会を失っていることになりはしないか、とお節介にも思う。子どもには「むずかしい」お店だから、関係ないかもしれないが。

たとえば、ジャズが大好きで"love-for-sale.com"なんてURL登録したら、ひっかかるか。と思っていたら本当にあって、怪しげではないが、Dating Service とか書いてあった。ペアレンタルコントロールにはひっかからなかった。

Loveと何かを組み合わせると、ネット上では排除される可能性があることに改めて気づいた。愛を語るのが難しい環境なのね。

愛について語るときに我々の語ること (村上春樹翻訳ライブラリー)

愛について語るときに我々の語ること (村上春樹翻訳ライブラリー)