裸族とPC

同僚につられて、PCのハードディスクを買った。500ギガバイトが8000円で買えるなんて。

PCのケースを開けて気づいたのだが、もうSATAポートがない。増設ポートも埋まってしまった。そもそもハードディスクを入れるベイもない。フロッピーディスク用のベイが流用できると思ったのに。

どうにかならないものか、と量販店を探していると、こんな商品を見つけた。

『裸族のお立ち台』(http://www.century.co.jp/products/s-razoku/cros-sc.html)

つまり、ハードディスクをむき出しの状態のままで、立てて差し込んで使える外付けケースのことらしい。

ほかの便利ツールとして、

『裸族の頭』『裸族の地下発電所』『裸族の口止め』『裸族の二股』『裸族のマンション』『裸族の一戸建て』『裸族の弁当箱』

などなど。ああ、くだらない。でも、ここまでやり通すと大したものか。趣味の良さとは対極にあるバカバカしいネーミングセンスが、秋葉原を中心としたPC文化の象徴として、脈々と受け継がれていることを、今さらながらに思い知るのだった。

たぶん、普通の名前の外付けケースを買うと思う。

センチュリー 3.5インチHDD用5段スタッカー裸族のマンション CRMS-BK5F

センチュリー 3.5インチHDD用5段スタッカー裸族のマンション CRMS-BK5F