ほぼ日刊イトイ新聞『さんまシステム』

あ、また結局この時間か。

ひさびさに「ほぼ日」を読んだ。明石家さんまが、「寝ない男」代表で糸井重里と対談していた。

面白いわあ。とくに睡眠のテーマから脱線したところが。

なぜわざわざ紹介するか、といえば、「ほぼ日の睡眠論」というコーナーが終わると、削除するらしいからである。

さんま「あの、まず、大きく間違ってるのは 寝ないんじゃなくて、僕は寝れないっていうことでね。」
糸井「ああ、そうですね。」
さんま「どうも、そこを誤解している人が多い。」
糸井「あの、『寝られない』っていう人はふつう、もっと悩んでるんですよね。」
さんま「クワー(笑)。」

糸井「結婚していたころは、生活があったから、いちばん寝てたとおっしゃってましたけど、そのころっていうのは、さまざまな楽しいことをやらずにいたんですか。」
さんま「休んでましたね。」
糸井「休めるもんなんですね。」
さんま「だから、そのときは、やっぱり、顔は生き生きしてないですよね。活気がなかった。」
糸井「(笑)」
さんま「幸せに浸ってるからなのか、なんなのか‥‥。」
糸井「幸せだから、活気がなくなる?」
さんま「もう、幸せによって、自分の生活を乱されてるわけですから。」

さんま「ダメなときのピークはね、擬音とか効果音に近くなっていくっていうことがほんとによくわかるんです。
だから、よく世間の人は、「『ギャフン』なんて、言わないよ」とか、そういうことを言うんですけど、あれ、言います。言うんです。」
糸井「(笑)」
さんま「「ギャフン」に近いことばを言うんですよ。」
糸井「つまり、けだものの声ですね。」
さんま「はい。ほんとうにそうです。「‥‥ポックリ」とかね、「‥‥ペキーン」とかね、そういうことしか言えなくなるときがあるんです、人間。」

これから読む人のために、少しだけ書いた。もっと面白いところは、実際に読んでみていただきたい。寝ない間にいろいろと考えざるを得ない人の話が聴けます。http://www.1101.com/suimin/samma/index.html