司馬遼太郎を読め
昼飯時。
仕事の進め方の話で、先輩の同僚が口を開いた。
「やることたくさんあっても、戦力を分散すると、結局中途半端で終わらないんだよ。戦力を集中させて、各個撃破しないと。」
なるほど。
「司馬遼太郎、読んだことある?」
前に短編を読んだことがあるけど、時代小説の雰囲気が馴染まなかったんですよ。もともと歴史に関心が薄いんで。
「『坂の上の雲』を読んでみ。歴史物だけど、仕事の方法に通じる話とか出てくるから。」
周りの本好きの人に、私が司馬遼太郎を読んだことがないというと、それはもったいない、という顔をされるときがある。でも、何がいいのか、薦められたことがなかった。
ひとまず、『坂の上の雲』を図書館で予約した。感想は、またいずれ。
- 作者: 司馬遼太郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1999/01/10
- メディア: 文庫
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