水平器

[rakuten:kanamono-okoku:10002139:detail]

昨日から体調はおかしかったが、今朝起きてみたらやっぱり風邪ぎみだった。昼ごろになると、体がだるくなって少し寝た。

こういうときは、目を使ったりせずに、音楽を聴いたほうがいい。今までに書き溜めたメモの整理などしながら、買ったまま忘れていたレコードを引っ張り出して次々とかける。

あれ、今、針飛びしなかったか。未開封の新品のはずなのに。ターンテーブルを止めて盤面をチェックするが、何も傷らしきものはない。もう一度かけてみると、やっぱり飛んだ。どうも盤面に若干の歪みがあるらしく、針が少し動いている。

あーあ、新品で、しかも好きなミュージシャンのレコードで針飛びすると、がっかりするわなあ。ちなみにレコードは、クレイジーケンバンドの『777』である。

777 [12 inch Analog]

777 [12 inch Analog]

ふと思い立って水平器 (写真) をターンテーブル上に乗せると、針の横進行方向に若干傾きがあるではないか。気泡が片方の線をわずか越える程度だったが、それでも影響があるのか。

さっそくターンテーブルの足の下に広告チラシなんぞを敷いて、おそるおそる再生して、盤面を凝視する。
飛ばないでくれ。
飛ばないでくれ。
飛ばないでくれ。
…。
飛ばなかったよな、いま。はい、終わり終わり。また針飛びしたりすると精神状態がエラいことになるので、忘れることにした。

神経質な性格で本当に損をしていると思うが、森田療法でも勉強するかよ。精神ももうちょっと水平にならんかしら。