クイズショウ

帰り際、先輩社員が話しかけてきた。

「この前、ゲーセンでクイズゲームやってるっていうから、見せてもらったじゃない?」

はい。

「仕事では見せない異常な集中力だったよね。どうしてふだんと極端に違うの?」

仕事もしてますって(泣)。まあ、好きなので。

「何の話? ゲーセンでクイズやってるの? 」
「あ、私も見たい」

ということで、ゲーセンの筐体に座る私と、それを見守る3人の会社員たち。少し変な光景だ。ちなみに、ゲームの名前は「アンサー×アンサー」という。(参考:http://anan.sega.jp/)

「ねえ、何で携帯電話を置くの?」
上着を軽くするためです。


「何でメモとペンを置くの?」
わからない問題を記録するためです。


「何でボタンを押す姿勢が決まってるの?」
あーうるせーな、そのほうが早く押せるんだよ!(怒)


「ざわ…ざわ…」(『賭博黙示録カイジ』より)

とはいいつつも、みんなで和気あいあいとチャレンジしてみたが、結果は4人中4位。最下位だった。こういう状況では集中力も下がる。

気を取り直して、もう一度やってみると、4人中2位。まあ、こんなものだ。

その後、別れた後に書店に寄り、その帰りにどうしてももう1ゲームやりたくなって、やってみたら優勝してしまった。やっぱり集中力の問題なのか。

なに? 次回より「アンサー十段」から「プロアンサー」への昇格チャレンジ?何だよ「プロ」って。発注なんか来たことないぞ。でも、ますますひとりで集中するに違いないのだった。

たぶん、一生使わないかもしれないような言葉が、自分の意識の表面に浮かんでくる瞬間が好きなのかもしれない。今日は帰って、「ダウンバースト」と「ジオイド」と「デイサイト」を調べよう。

隣の席では、カップルがクイズを解いていた。

「これかな。」
「わー、すごーい。」

うらやましくもあり、微笑ましくもあることよ。

しかし、私が同じ状況になった場合、以下の状況も免れない。

「これかな。」
「え、何でこんな(どうでもいい)こと知ってるの? ざわ…ざわ…」