アスペルガー

突然、一緒に働いている協力会社の人が、「○○って、アスペルガー症候群じゃないかと思うんですよ」と言い出した。

何ですか、それ?

「こういうことらしいですよ。」

・他人の感情や周囲の状況を理解するのが苦手
・複雑な人間関係の理解が難しい(そのために対人緊張が極めて高い)
・感情のコントロールが苦手(爆発型と、抑制型の2つに分かれる)
・言葉は流ちょうでむしろ雄弁だが、reciprocal(相互的)なコミュニケーションが成立しにくい(つまり会話が一方的になりやすい)


・想像力に乏しく、抽象的な概念の理解が苦手。
・細部への極端なこだわりから、全体像を把握するのが苦手
・あいまいさの理解が極めて困難(物事には例外があることが受け入れにくい)


・自分と他人の境界があいまい(自分が何者でありどんな感情や思考を持つかが捉えにくい)
・内省(振り返って反省する能力)に乏しく、同じ失敗を繰り返しやすい。自分の非を認めるのも難しい。


・変化を極端に嫌う(日常生活のルーチン化など)
・知覚過敏がある場合と、逆に身体感覚を感じにくい人の両方がいる
・かなり早期から、慢性的な睡眠障害(眠りが浅い)を持っていることが多い
(大人のアスペルガー症候群 http://www.kineyafudousan.co.jp/nikogaoka/kokoro/asperger/)

あの。

「はい。」

私、半分以上当てはまります。とくに最初の2ブロックが。

「あー、自覚している人は、大丈夫なんじゃないですか?」

本当かな。

もちろん、私が本当にアスペルガー症候群かどうかはわからない。いや、本当にそうだとしても、それはそれで納得が行く。

ただ、あらゆる人は、瞬間的な喪失などの精神的ショックを受けたり、逆に長時間の抑圧にさらされ続けると、どのような変化でも起こりうる。そんな妙な警戒心と謙虚さをキープし続ける自分の、妙な公平感を気に入っていたりするのだ。

ちなみに、ビル・ゲイツも軽度のアスペルガー症候群らしい。私も何とかなりませんか(何がだよ)。