締め切り効果

同僚と休憩時間に雑談をしていた。

同僚は、年末に向けて多数のサーバー実機確認を行わなければならない。それも、急に対象の台数が増えたというので、嘆いているのだ。誰のせいかといえば、それはこの日記にときどき出てくる「あの」リーダーである。彼は本当に何もやってないんじゃないのか、というのが私たちの最近の見解である。

「年末までに向けていろいろ大変でしょうね…。妥協点を見つけて、対象の台数が減るかもしれないけど。」
そうか。逆に私はやることはあるんだけど、マイルストーン(=目標となる期限)が決まらなくて、困るのですよ。たぶん、みんなの関心がそっちに行っているからほったらかしで。
「それもつらいですよねえ。」

締め切りがきついのは困るが、ないのも困る。見通しが立たないので休みも決められない。そして仕事が進んでいる充実感も薄い。そんなときこそ、締め切り効果の刺激がほしい。ドイツの精神学者クレペリンによれば「人間の作業量は最初と最後に大きくなる」らしいが…。

なんて甘っちょろいことを言っていると、突然「そういえば、あれ、できてるよね。」とか言われちゃって、きっつい締め切りが来たりするのである。あーあ。

そういえば先ほどメールが来ていた。私のメンター(指導の役割を請け負ってくれる同僚)からだった。今週末までに申請の書類を完成する、という約束を忘れていなかった。「今回は無理そうです」と逃げの手を打っていたのに、具体的な解決策がしっかりと書かれていた。ありがたい反面、泣きのメールの文面も同時に考えておく。で、この時間も作業している。あーあ。

楽しみにしていた購読メルマガは、筆者の仕事の締め切りがめちゃくちゃきついらしく、今週はお休みだった。あーあ。

遅刻・締切 いつもルーズな人のクスリ (アスカビジネス)

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