逃げてはいけない

この日記を読んでいる方から、仕事でときどき登場する「ロジック破綻メールを書くリーダーの人」は、どういう人なの、という質問を受ける。

実は、今日お客様への状況説明会議があったらしいのだが(私は別件で出席せず)、彼は休暇で出席しなかったらしい。

えええ。

意図的なのかどうか真相はわからないが、プロジェクトの進行がはかばかしくない状況では、お客様に怒られるのが嫌で逃げた、と思われても仕方ないだろ。

私はあまり自分の父親のことを好きではないのだが、仕事はできる人だった。その経験の言葉の中にこんなものがあった。

「自分から逃げたり辞めたりしてはいけない。人間の信用の問題にかかわってしまう。辞め方というものがある。それでも辞めさせられるなら、けじめよく辞令をもらって最後の日までやりとげる」

もちろん、どの状況にも当てはまる言葉ではないのだが、シンプルな原則なのでずっと覚えている。彼(リーダー)の場合、辞めるということではないのだが、ついこんな言葉を思い出した。

と偉そうに言う私も、会議で冷や汗をかくことなどしょっちゅうである。実は明日も会議で説明しなきゃならんのよね。でも、逃げてはいけない。