うっかり2枚買い

Love Sounds Style』という、現在発売中の、日本のイージー・リスニングのコンピCDを集めている。レコード各社から発売になっていて、デザインはすべて色違いである。先日もレコード店で1枚見つけたのだが、自分がすでに持っているものかどうか、思い出せない。たぶん大丈夫だろう、買っちゃえ。

帰って調べたら、すでに買っていた。 赤色(BMG Funhouse Edition)なんだから、印象が強いはずなのに。 別にDJやるために2枚買いしたわけじゃないしな。仕方ない。友人id:inage28に、今度"Curtain"に行ったとき、プレゼントすると約束した。

記憶力には自信あったんだけどなあ。 中学生の時に、『北斗の拳』の単行本を間違って買ってしまった(それも興味がなくなりかけの時期)以来のミスである。

まあ、これぐらいなら、よくあることかもしれない。

家の掃除をしていたら、オフィスから持ち帰っていた技術書が何冊か出てきたので、今日、またオフィスに持って行くことにした。

オフィスに着いて取り出してみた。技術書って厚くて重いんだよね。先月、上司に頼んで会社にお金を出してもらった本が、これ。で、カバーをかけてあるこの本は、何だっけ…。あれ、同じ本?!(画像参照) えー、この前、Amazonから買ったばかりじゃない、これ。2冊送ってきた?まさか。持ってたのに間違って買っちゃったの?うわあ、自腹じゃなかったとしても、もったいない。

けっこう、ショックだった。技術書は、買っている数なんて多いわけじゃないし、少なくとも自分に関することの記憶には自信がある。それなのに、きれいさっぱり忘れていた。狐につままれたような、ってこんな気分?なんだか、誰かに莫迦にされたような。

落ち着いて、奥付を確認してみると、先月買ったほうは、2006年3月の印刷。一方、書店のカバーがかかっていた、自分で買ったほうは、2004年4月の印刷。

憂鬱なプログラマのためのオブジェクト指向開発講座 (DDJ Selection)
つまり、長くて2年間、勉強しないで、ほったらかしだったわけね。ああ、はずかしい。通勤電車の中でちゃんと勉強することにしよう。一冊は後輩にゆずるか。ちなみに、技術書のタイトルは、『憂鬱なプログラマのためのオブジェクト指向開発講座』。別の意味でちょっと憂鬱になってしまった。

正直に申し上げれば、最近、人名が少し出てこなくなりました。寺田農とか。べつにいいか、ここら辺は(笑)。

海馬―脳は疲れない (新潮文庫)
しかし、悲観することもない。ムツゴロウこと、畑正憲は、いままでにメモをとったことがないらしく、旅先での取材などは、すべて記憶していたらしい。しかし、ある日、記憶力がガクンと落ちてショックを受け、メモなんて死んでもとりたくない、と思った負けず嫌いな彼は、次に書く予定の小説に出てくるボサノヴァの歌詞を書くために、ポルトガル語を覚える訓練を5年間続けたら、記憶力が若いころのように一気によみがえったらしい。
最近の研究成果では、訓練すれば大脳新皮質にも、新しい脳細胞が再生するそうだ。http://www.naoru.com/nousaibou.htm それに、30代からは、記憶力が落ちても、推理力のような、つながりを発見する力が伸びるんだって。(『海馬 脳は疲れない』 糸井重里 池谷裕二 著 より) 明日から明るく生きていこう。

と、言ってるそばから、最後に書くことを忘れていました。
inage28にCDを渡すのを、忘れていました。