PBPG vol.3と人生相談マニア

夜は、新宿二丁目のDJイベント、"playboy playgirl vol.3"に出かけた。タイトルからわかるとおり、小西康陽作品が中心にプレイされ、本人もDJとして登場するのに加え、ドラッグクイーンのショーも見られる、というのが、他にはない特徴である。

クリスマス、ということで、ドレスコードは赤か白だった。私はいつも着ている赤いセーターを着て出かけた。もちろんDJは盛り上がりまくったのだが、今回、私は、出演していたドラッグクイーンのエスムラルダさんに一声かける、というミッションを勝手に決めていた。

実は、私はついつい人生相談を読んでしまう癖がある。小学生時代には東京新聞の「教育110番」を愛読。その後、人間関係にひどく悩んでいた高校時代から自己啓発系の本を読み漁り、大学時代には、人生相談の本を読んでいたら、待ち合わせの時間をすっかり忘れてしまったこともあった。あるとき、「adore」というサイトを見ていたら、心理カウンセラーなどが居並ぶ中、エスムラルダさんが、毒舌と多少の自虐を含めつつ、悩める相談者に答えていたのが、異彩を放って私の印象に強く残っていた。

小倉優子の『オンナのコ オトコのコ』をテーマにしたショーが終わったあと、私のいるところに近づいてきたエスムラルダさんに、思い切って話しかけた。「あー、ありがとうございます。」と言ってくれたような気がする。実はあまりよく覚えていないのは、DJの平林さんからのウォッカをショットで3杯頂いて、久々に酔っ払ってしまったからだった。ちょっともったいなかった。

そのあとのDJは盛り上がり、飛び入りしたグルーヴあんちゃんによるDJは、文字通りグルーヴを叩き出していて、私はその日の中で最高に盛り上がったのでした。今まで仕事で来られなかった分を、しっかり取り返したような気分でした。