日帰りで広島

朝5時起きで、新幹線のぞみ号に乗り、4時間かけて広島へ向かった。友人の結婚披露宴に出席するためである。

新幹線に乗っている時間を有効に利用するために、PCをカートに入れて引く。仕事のためにPCを持ち歩くことを、最近はなんとも思わない。しかし、いっしょに持っていくギターケースが重い。演奏を頼まれているのだった*1

広島プリンスホテルは、駅から離れた、瀬戸内海が一望できる場所にあった(しかし、この日は天気が悪くて叶わず)。会場はその22Fで、出席者は30名程度。そのせいか緊張感は薄く、リラックスした雰囲気だった。しかし、そうのんびりしていられない。友人の新郎にまだ出番を聞いていなかった。「最後です。」そういう大事なことは早く言ってほしい。けっこう飲んじゃったぞ。まあ、連絡が遅いのはいつものことだから、驚かないけどね(笑)。

いよいよ出番になった。それまで不思議と緊張はしなかったが、いざ始まると、ミスタッチが多い。とくに右手で弾く弦を間違えてしまう。それでも、演奏を止めることなく、最後まで弾ききった。同じフレーズを弾くときは、2回目のほうがスムーズに進んだので、やっぱり緊張していたようだった。でも、思ったほどではなかった。
とくに私はギターがうまいわけではない。それどころか、下手なほうに入る。それでも演奏するとけっこう喜ばれるので、悪い気はしない。とにかく、きみたち、お幸せに。

帰りには雨足が強くなり、駅ビルでしばらくブラブラとした後、広島のお好み焼きを持ち帰って午後5時の新幹線に乗った。初めての広島訪問は、そんな感じだった。

*1:曲目は、"Over the Rainbow" で、歌わずに弾いたのは初めてだった。