シティボーイズミックスPRESENTS「メンタル三兄弟の恋」

ゴールデンウィーク中にどこか旅行にでかけることもない私には、毎年恒例のこの公演を見に行くことが、年中行事のようになってしまった。(以下、内容)


今年は、ゲストに中村有志とのろま会の女性5人組。今年も現実には起こりえない(でも起こるかもしれない)シチュエーションのコントが続く。
ネタ自体は、去年と変わらないクオリティだと思う。でも何か物足りない。去年と比べて考えると、去年はゲストがチョップリンで、関西での漫才の実績があるので、コントにも重要な役回りで参加しており、オリジナル・メンバーとの刺激的なやり取りがあった。しかし、今年ののろま会は、まだ大きな実績がないので新人扱いで出番が少ない。実質は、大竹・斉木・きたろう・中村の4人のコント。あ、ちょっと眠い。でも、それは開演前に夕食をしっかり食べたせいだろう。午後7時開始って、その辺が難しい。
それでも、今回のハイライトは、「止まってしまったリフトで、互いの背中を見ながら待つ詩人」と、「暴漢から逃げ出してしまった姿が全国に放映された警官の温泉逃避行」のネタ。書いてみるとわかるけど、シチュエーションを書いているだけで面白い。
劇中音楽は、元米米CLUB金子隆博BIG HORNS BEE。クラブでかかりそうなボサノヴァ曲がかける人だったのか? でも、最近の須永辰緒氏への接近を考えれば、驚くことではない。ひょっとしたら、サウンドトラック(asin:B0007WZZOM)を買うかもしれない。
週刊少年ジャンプを真似すれば、「大竹まことの演技を見られるのは、シティボーイズミックスだけ!」となるが、イープラスでのインタビュー(http://eee.eplus.co.jp/s/cbm05/)を見ていると、歳が歳だから、来年以降はどうなるかわからない、と言っている。毎年言ってないか? とにかく、健康をキープしてほしい。