大当たり

仕事の昼休みに、携帯電話でメールをチェックしていたら。

アルフシステム ××と申します。

この度は、「PT2抽選販売」にご応募いただきましてありがとうございます。

厳正な抽選の結果、atnb様が「チャンス3 ブログに書いて応募」での当選となります。
ブログにてご紹介いただきましてありがとうございました。
ご当選おめでとうございます。

あれ、当たっちゃったよ。「ダメもと」と口にして応募してみたのは事実だが、実際に当たってみると、奇妙なムズ痒さが残る。

もう少し落ち着いて考えてみると、ブログに書いた、という行為が機会を呼んだ、ということも何ともいえない嬉しさを呼ぶ。

これは、抽選販売であってプレゼントではない。まあ、それでも買えるだけありがたいのである。なぜありがたいか、は敢えて説明しない。ごめんね。

しかし、テレビを見ることに対しての自意識をグズグズと並べてしまったブログのエントリ(id:atnb:20091012)で、当選してしまうなんて。さぞかし厳正な抽選だったに違いない。あー、これでまたテレビ見ちゃうのかな。もう地上波ってつまんねーなー、とか思っていたところだったのに。

あ、そうか、BS/CSを見ればいいのか。でも、どうやって見ればいいのか。妙にこだわる割に、そういうところにはまったく疎いのだった。

PT2

自分の実生活はさておき、地上波のテレビを見ていると、不景気さが伝わってくる。

ネット局を巻き込んでの全国中継スペシャル番組では、生じゃなくて録画だったり。テレビ朝日の深夜枠が見事に通販にとって代わられてしまったり。

企業は収益を考えなければならないが、テレビ局が収益を前面に押し出したら、もう終わりなのではないか。ますます萎縮して予定調和に陥る環境の中、もはや面白いものをテレビから見つけ出そうとすることは効率が悪いのではないか。

ぼんやり見ているテレビはエネルギーを奪うのでご用心 (日垣隆『折れそうな心の鍛え方』)

折れそうな心の鍛え方 (幻冬舎新書)

折れそうな心の鍛え方 (幻冬舎新書)

それなら自分が見るのをさっさとやめればいいのだが。いま秋葉原を騒がせている、非常に入手困難な地デジ・BS・CSチューナーの"PT2"が何となく気になってしまう。去年、お笑い学校に通う若者たちと飲み会をしたが、最もテレビを見ていたのは自分だった。タバコが止められない人の心境は、こんな感じなのか。

ネットをうろうろとしていたら、アルフシステム という店では、ブログに書くと抽選販売に参加できるらしい。(http://www.mcs-alf.co.jp/shop/index.php?ctrl=ichioshi_pt2)

抽選に参加したい、というのもあるが、久々にブログを復活したかったのである。

PT1 REV.B

PT1 REV.B

ピチカート・ファイヴ/不景気

ずいぶんと前の話だが、6月、アトリエ・フォンテーヌでの「前園直樹グループ」のライブで、ゲストのレモンさんが、ピチカート・ファイヴの『不景気』(1998年)を歌った。オリジナルよりもやや力強く響く声は、また違った印象を曲に与えていた。

ほんとに近ごろ不景気 ほんとに近ごろつまんない

同じフレーズが、先ごろ放映が終わったドラマ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(2009年)のドラマでもそのまま使われていた。

こちら葛飾区亀有公園前派出所

こちら葛飾区亀有公園前派出所

作者の小西さんは、自作の歌詞の引用をよくするのだが、11年前から比べて、さらにその状況が加速していることを考えると、単なる引用では済まない感じもしてくる。

そう思っていたら、陣内孝則『ワイルド・ジャンボ・ロック』(2002年)でも同じフレーズが使われているのに気づいた。
うわ。

ワイルド・ジャンボ・ロック

ワイルド・ジャンボ・ロック

EG-Listening 20090718@恵比寿駅前食堂 当日のセットリスト

無理やり80分。順番は不正確。かけてない曲もあるかもしれない。
こまけぇこたぁいいんだよ!

  1. Ben from Corduroy / Help!
  2. Flute Fraternity / Baubles, Bangles and Beads
  3. The Mello-Larks / Shootin' High
  4. Dee Ferice Trio / Never
  5. The Four Freshmen / When School Is Out This Year
  6. Elsie Bianchi Trio / Little Bird
  7. 奥田民生 / And I Love Car
  8. Ann Margret / Never on Sunday
  9. Luiz Bonfa / The Shade of The Mango Tree
  10. KOJI 1200 / NOW ROMANTIC (Good Evening Lounge Bossa)
  11. The Roy Meriwether Trio / I'm Gonna Make You Love Me
  12. Georgie Fame / Eso Beso
  13. Herbie Mann / Blues Walk
  14. かせきさいだぁ≡ / トロピカルサイダー20000マイル
  15. 中シゲヲ / 恋はみずいろ
  16. 松田聖子 / チェリーブラッサム(DANCE☆MAN REMIX with THE BANDMAN)
  17. The Roy Meriwether Trio / Mission Impossible
  18. The Swingers / Castiglione
  19. Jonny Teupen / Sambleebloo
  20. Barney Kessel / B.J.'s Samba
  21. Myron & E with The Soul Investigators / Cold Game
  22. Mitchell & Ruff / Deixa Pra La
  23. Peter Nero / You are There
  24. Skatalites / Malcolm X
  25. Re:Jazz / Twiggy Twiggy feat. Akiko
  26. Les Baxter / Boca Chica
  27. シュガーベイブ / Down Town

携帯メールアドレス変更のお知らせ

最近、迷惑メールが増えてまいりましたので、携帯メールアドレスを変更します。

以前の私のアドレスに"-"(ハイフン)が入っていましたが、それを"_"(アンダーバー、アンダースコア)に変更していただけませんでしょうか。これでどのくらい効果があるか、まだわかりませんが。

今後もどうぞよろしくお願いいたします。

『ハゲタカ』

昼ごろ起床。

昨日買った「関根式チキンカレー」を食べた。けっこう辛口。しかしチキンはやや甘さがある。それなりに満足。でもご飯がついていて398円はどうなのか。これでは、中村屋レトルトカレーを超えることはできない。

中村屋 インドカリー 牛肉と豆のキーマ200g

中村屋 インドカリー 牛肉と豆のキーマ200g

今日こそは、と『ハゲタカ』を鑑賞した。今日は幸いすぐにチケットを交換できた。172人入る劇場は、夕方の部でけっこう埋まっていた。

NHKのドラマと同じキャスト。日本の大手自動車会社を巡って、大森南朋が演じる主人公が率いる鷲津ファンドと、中国系巨大ファンドとの買収攻防戦。集中して2時間見ていた。

2008年の世界同時金融危機でシナリオを急遽大きく書き換えたらしく、その部分はすぐにわかった。そのためか、脚本がやや滑らかでない点も見受けられたが、それを差し引いても見ごたえがあった。ただ、私はドラマを見て人間関係を把握していたからいいが、そうでない人には感情移入が難しいかもしれない。

「誰かが言った。人生の悲劇は2つしかない。
1つはカネの無い悲劇。そしてもう1つはカネのある悲劇。
世の中はカネだ。カネが悲劇を生む」

また新作を創ってほしい。今は小説版を読むことにする。

ハゲタカ(上) (講談社文庫)

ハゲタカ(上) (講談社文庫)

"Encore!"@恵比寿 Tenement

今回はいつも以上のお客さんの入りで、混雑していた。お酒のせいもあるかもしれないが、あるところから、聴いている音楽の情報量に圧倒されて、自分の許容量を超えてしまい、「あたって」しまったような感じ。

DJのharadaさんの海外留学壮行会、ということもあって、特別な構成を愉しんだ。2年後に私もいい状態で逢えるようにしたいと思いつつ、お気をつけて。

帰りは、610くんの車で送ってもらった。4時ごろともなれば、空は白み、紫色の雲の向こうに太陽が昇った。首都高を走りながら聴く朱里エイコボサノヴァがやけにハマった。

PARTY

PARTY